postfixでメール送信制限 その3

項番 機能
1 主要3キャリアへの独自?ルールにより送信(セッション数、同時メール送信数の制限)
2 配信時刻制限(docomo.co.jp宛のメールは深夜帯を避けるなど)
3 エラーメール処理(バウンスメールをカウントして、設定した回数を越えたら配信しない)
4 絵文字メール送信
5 単位時間あたりのメール送信制限(例 1時間に6万通を上限にする等)
6 複数アドレスによるメール送信(キャリア宛のメール送信の高速化)

本日は、1についてです。前回、なにげに解答が書いてあったのですが、master.cfでコントロールします

## 配信制限用
smtp-docomo unix - - n - - smtp
-o smtp_destination_concurrency_limit=1
-o smtp_destination_recipient_limit=1
smtp-softbank unix - - n - - smtp
-o smtp_destination_concurrency_limit=1
-o smtp_destination_recipient_limit=1
smtp-ezweb unix - - n - - smtp
-o smtp_destination_concurrency_limit=1
-o smtp_destination_recipient_limit=1

smtp_destination_recipient_limitは、1セッションの最大宛先数。
smtp_destination_concurrency_limit 同じ接続先に対する同時接続数。
なので、上記1、1の設定だと、携帯3キャリア向けの送信は、1セッションで1宛先に送信するといった動きになります。
つまり、かなりかぼそい送信設定ということになります。1、1にしたのは私がISP関係者でもなく、運用等によってのみ得られる?であろう、
主要3キャリアへのメール送信のノウハウを持っていない為です。携帯電話のメール送信でご飯を食べている会社は、こういった情報を持っているはず。
こういった設定であればキャリアはうるさいこと言わないよ!といった値を知っている方がいれば、こっそり教えてください。